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つれづれなるままに、日暮し

硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

ってなもんで、本日の日記はまさに有名な徒然草の序段そのままに連休中の暇な頭に思い浮かんだことをさしてまとめもせずダラダラーっと垂れ流し。
なんでまたいきなり吉田兼好の徒然草の序段を掴みに持ってきたかというと、その前フリが私の中では一応ありまして、ふと本読んでる時に紀貫之ってある意味ネカマの元祖なのかもなーと古典ファンから石投げつけられて、紀貫之本人には祟り殺されそうな失礼なことを思っちゃたわけでして。

いやだってですね、彼の書いた『土佐日記』はその序段から
"男もすなる日記といふものを、女もしてみむとするなり
とまぁ、本来男の紀貫之が女の人が書いたものって視点で書き出してるわけでしてね。
実際にはこの女性が書いてるってことにした理由には、当時男性は漢文を使うのが常識だった時代でして、平仮名ってのは男性、特に宮仕えをするような人が使う物じゃないとされてた所があるわけです。
そこを平仮名を使って記された土佐日記は、後々の日記文学や女流文学に大きな影響を残す作品になったのです。

これ以上説明重ねると無学がばれるのでこの辺で脇に置いといて、理由はともあれ男性が女性を騙って(この言い方はものすごく失礼なんですけど)ひと様に自分の書いた何かを開陳するって所に『これって今で言ったらネカマなのかもねー』とかくだらないことを思いついたんですよ。

・・・もちろん、本気じゃありませんからね、念のため。

で、さらにそこから三大随筆って言われるけど、それぞれ相当色が違うよなーとか思索は横道へ横道へと逸れていって、本日の日記の表題にたどり着くわけです。
三大随筆については私ごときが言わんでも皆さん分かっちゃいるでしょうが、浅学な人間ほど浅い知識をひけらかしたがるってことで書いときますと清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』、で件の吉田兼好こと卜部兼好の『徒然草』ですね。
枕草子はなんというか宮廷の後宮、言ったら女子校やその微妙な延長線上の女性がほとんどを占める職場での会話そのままというか、現代に置き換えてもさほど齟齬がないんじゃないかって内容なんですよねぇ。
だって『やっぱ春って言ったらこれよねー』だの『男の職業って言ったら蔵人でしょ、で、着こなしはこうでなくちゃね』とかですよ、私でも分かるように噛み砕きまくって意訳しちゃうと。
ある意味、文化が公家を中心とした宮中にあった頃の華やかさそのままと言えるわけですけども。

で、時代下って方丈記。

こちらは平安の公家の時代から鎌倉の武家の時代に移る激動期を生きた鴨長明が記したものですから、枕草子にあるようなどこか浮世離れしたところはほとんど無し、激動期をいかに生きるかって言う人生観と序段に見られる
"ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし
てなところにも見られるように無常観漂う物となっております。
方丈記の説明が古典の教科書丸写しみたいに見えるのは、私が他二つに比べてこれを読みこなしてないってのが理由じゃありませんよ?多分・・・きっと。

そこからさらに時代が下ること100年、兼好法師の徒然草になると時代は完全に武家の時代。

兼好さんは卜部って姓からも分かるとおり占卜をつかさどる神職の家の人で家柄も立派、ついでに言うなら北面の武士として従五位下左兵衛佐なんて所まで出世してる人なんですが、如何せん、その当時の世の中は承久の乱後の完全な武家社会、宮中でどれだけ出世しても・・・ねぇ?って時代だったわけですな。
そんな私の勝手なイメージその他もあってか、彼の書いた徒然草はどうしても多少世をひねた小言親父のぼやきに読めてしまうわけでして。
仁和寺の法師の話なんかは古典の授業でやらされたって人もいそうですが、あれなんかはもろに『お気に入りの稚児の送別会だからって浮かれて鼎なんか被ってんじゃねえよ、挙げ句、抜けなくなって家族まで枕元に呼ばれて死ぬの死なねえのって馬鹿じゃねえのか、みっともねぇ』としかもう私には読めなくなっちゃってまして。
他にも『50近くにもなって身につかないようなことをやってるのは、周りも気を使っちゃって言えないし、言われないから本人も下手くそなのに気付かないしでみっともないからやめろ、やめろ!』みたいな話もありますしね(あくまで、私の脳内でのひどい意訳です、本文にはこうは書いてありません、念のため)
こんな風に変換されるようになっちゃったのは、昔読んだとあるマンガの影響が大きいのですが、そのおかげで退屈な古文の授業で通り過ぎた徒然草がぐっと親しみを覚える近さになったのもまた事実。


とまぁ、こんな感じで頭に浮かんだどっちゃでもいい事を、だらだらと書きつけて特にまとめもせず本日の日記は終了。

あやしう物狂おしくもなるわなぁ・・・w
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徒然

Comment

あの悪態と毒舌は通ずるものがあるということだな。
  • 2007⁄10⁄09(火)
  • 17:20

悪態とか毒舌とか言うなw
ま、真面目な話、私と兼好法師じゃ多少なりと通じる所はあっても格が違うわなw
  • 2007⁄10⁄09(火)
  • 22:02

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